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ダイヤモンドの美しさはカッターの腕前で決まる

ダイヤモンドの美しさはカッターの腕前で決まる

地球上の存在する物質の中で屈指の硬さを誇るダイヤモンド、高硬度から発揮される表面反射と、石内部に入射して分散される七色の輝きは他のどんな宝石の美しさをも凌駕しています。そんなダイヤモンドの美しさはどうやって発揮されるのでしょうか?

実はダイヤモンドの美しさは【原石の品質】【研磨者の腕前】で決まります。ダイヤモンドの評価基準である4Cにおいてカットグレードが輝きを大きく左右するのは言うまでもないことです。しかし厳密にはカットグレードはダイヤモンドの品質基準4Cの中でその形(プロポーション)の良し悪しを評価する項目です。形(なり)の美しさはダイヤモンドを選ぶ際には確かに重要な項目です。しかし近年の技術革新により長年にわたって達成が難しいといわれて来たエクセレントカットでさえも、唯々エクセレントで良いならば、実は狙って研磨できるようになってきました。すなわちカット最高グレードは希少ではなくなっているのです。※あくまで歩留まりを考えない場合です。 

ダイヤモンドの4Cは美しさの指標としてよりも”希少さ”の指標としてお役立てください。ダイヤモンドは天然の鉱物です。原石の形も一つ一つ異なり、実は完璧な結晶は存在していません。宝石はもともと【不完全な中に美しさを見る】ものなのです。例えクラリティグレードFLフローレス評価のダイヤモンドでも電子顕微鏡で50~100倍に拡大すると天然の証で有る内包物(インクリュージョン)は確認する事ができます。あくまでも10倍の倍率での評価基準なのです。

ですのでカットグレードについてもカット高評価のダイヤモンドは確かに一定の美しさは担保するものの、トラフィックするファセットラインの一致や一つ一つのファセットの表面仕上げなど美しさに少なからず影響を及ぼす細かな項目はカウントされない項目があるため、完全に美しさの基準としては機能しないのです。

そこで重要なのがダイヤモンドを仕上げた作業者の【想い】や【拘り】、何よりそれを体現できる【技術力】なのです。宝石の美しさは数値化できません。異なる複数の要素をブラックボックスにして美しさの基準を作っても、基準の形にダイヤモンドを仕上げることは現在の技術では容易い事なのです。

BROOCHの展開するアントワープブリリアントでは専属研磨師にフィリッペンス・ベルト氏を指名しています。ベルト氏の審美眼は世界最高レベル。そしてダイヤモンドを研磨する技術も2ct以下のレンジにおいては、世界最高です。そのフィリッペンス・ベルト氏がトリプルエクセレントの基準値の中でそれぞれ異なる個性を持つダイヤモンド原石から最も最適な美しさを引き出して行きます。しかも選定しているダイヤモンド原石は最高品質のボツワナサイトのダイヤモンド原石のみ!「最高の原石を最高の研磨者が仕上げる」それがBROOCHのダイヤモンドなのです。

ブローチ新潟では世界最高のダイヤモンドの輝きボツワナ産最高品質原石

価値の高い仕上げトリプルエクセレント

ダイヤモンドの国際的な基準価格を定めるラパポートレポートでもラウンドカットダイヤモンドの場合、エクセレントカットまでのダイヤモンドとトリプルエクセレントでは評価に差があることをご存知でしょうか?プロのバイヤーの間でもトリプルエクセレントだけは特別な価値のあるカット、形で仕上がったダイヤモンドであると評価されているのです。トリプルエクセレントは実際の価値としてもエクセレントカットとよりも高い仕上げなのです。

ブローチ新潟ではボツワナ産最高品質原石をマスターカッターが研磨仕上げ

BROOCHのダイヤモンドは最高評価トリプルエクセレントのダイヤモンドに仕上げるという最低条件を枠組にしてフィリッペンス・ベルト氏による最終仕上げを施しています。ダイヤモンド選びの際に美しいダイヤモンドを選びたいと思う気持ちはみんな同じであるように、ものつくりをする職人にとって自分の分身であるダイヤモンドという作品を本当に美しく仕上げたいという気持ちは同じなのです。

マスターカッター、フィリッペンス・ベルト氏が思いを込めての仕上げたダイヤモンドをぜひ店頭でご覧ください。