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ダイヤモンドの鑑定書

ダイヤモンドのエキスパートが発行するグレード鑑定書

デビアスグループによるダイヤモンドの鑑定書
BROOCH(ブローチ)ではプロポースリングや婚約指輪用、記念日のジュエリーとしてお求めいただくダイヤモンドに鑑定書(グレーディングレポート)をお付けしています。
ダイヤモンドには4Cと呼ばれる国際的な評価基準が設けられており、4C評価によってお求めいただくダイヤモンドの希少性や価値が判断できます。
※4Cグレードは美しさの判断ではなく、あくまでも希少性を判断する基準とお考え下さい。ダイヤモンドの美しさは原石の品質と研磨者の腕前で決まります。
世界中のダイヤモンドビジネスに係わる人たちもGIAによって定められた4つの品質項目を評価する事でダイヤモンドの希少性や価値の判断としているのです。

※GIA( Gemological Institute of America/ジェモロジカル・インスティテュート・オブ・アメリカ)は、カリフォルニア州のカールスバッドに本校を構える世界的な宝石学教育機関と鑑別・鑑定機関、更に鑑定に関する研究を行っている研究所です。

デビアスグループのダイヤモンド鑑定書が国内初登場

BROOCH(ブローチ)では2019年日本国内で初めてデビアス・グループのダイヤモンド専門鑑定機関「デビアス インダストリー(DeBeers Group Industry Services)」の取り扱いを開始しました。これはまた2013年にはデビアス鑑定の先駆けとなった「IIDGR(International Institute of Diamond Grading & Research)」の取り扱いを開始しており、これはデビアス鑑定同様に日本国内で最初の取り扱いとなり業界新聞など各社に取り上げてニュースにしていただきました。
この他にもAGL宝石鑑別別団体協議会会員の「CGL中央宝石研究所」アメリカの「GIA」から発行される鑑定書も取り扱っています。プロポースリングや婚約指輪など人生の節目に贈られるダイヤモンドの鑑定は国際的に信用の高い鑑定鑑別機関が相応しいと考えています。

DeBeers Group Industry Services(旧称 IIDGR 国際ダイヤモンドグレーディング&リサーチ研究所)は、DeBeers Group(デビアスグループ)によって設立されました。プレミアムサービスと独自の機器をダイヤモンド業界に提供しています。 イギリス(ロンドン)、ベルギー(アントワープ)、インド(スラト)にダイヤモンドのを鑑定する専門の拠点を構えています。
デビアスグループは世界のトップダイヤモンド専門家によって運営されています。幅広いサポートを提供し、DeBeers Group Technologyと協力して、業界をリードする検証機器の開発も専門的に行います。

インダストリーサービスは、研究能力、未公開の合成物の知識、および専門知識に関する世界的なリーダーです。 デビアスグループでは世界最高の専門知識を活用してダイヤモンドん合成物質、ダイヤモンドの成長方法、そして検出方法、利用可能なツールとサービスに対する認識を構築し世界中のダイヤモンドエキスパートに提供しています。

ダイヤモンドのエキスパート、デビアスグループでは産地証明にも取り組む

ハート&キューピッドの証明付ダイヤモンド鑑定書

DeBeers Group Industry ServicesではIIDGR同様にインスクリプションナンバーをダイヤモンドにスタンプします。スタンプの内容は各鑑定書左ページ下部に記載されます。個々に設定されたグレーディングナンバーと別のインスクリプションナンバーを割り振っています。
トレーサビリティという言葉が言われるようになって久しいですが、一般的なダイヤモンド取引の現場では未だに産地や研磨地について当該ダイヤモンドがどのような経緯でこの場に有るのか?が説明できない実態が有るのも事実です。ブローチではそうした現状を鑑みていち早くトレーサビリティの開示に取り組んでいます。

国内初ブローチにデビアス鑑定が登場

2019年10月ブローチとブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーでは国内のダイヤモンド取引商社に先駆けてデビアスグループのダイヤモンド鑑定書を採用し輸入を開始しました。
もともとデビアスグループのダイヤモンド原石を使用する事でスタートしたプロモーションだっただけに鑑定の導入も最も早いタイミングで実現しました。しかもこれは日本国内で最も早い導入だったのです。
1880年頃1980年頃迄はダイヤモンドの世界的な供給はその90%までもアフリカのデビアス社が独占しているような状態でした。しかし、オーストラリア・アーガイルやカナダ、そしてロシアの鉱山が稼働するとデビアスのダイヤモンド原石供給量は市場に対して次第に縮小し、2020年現在で約40%にまで減少しています。
これでは単純にダイヤモンドが販売されたと言ってもいったいどこのダイヤモンドがどれだけ売れたのか?把握も出来ない事からデビアスは自社鉱山で産出したダイヤモンドを明確に市場に流通させるべく鑑定鑑別サービスをスタートさせたのです。
このサービスは同時に日本国内で問題になっている二次流通品との差別化も図る事が出来るサービスなのです。

進化するインスクリプションナンバー

インスクリプションでダイヤモンドの流通をトレーサビリティできる

デビアス鑑定ではインスクリプションナンバーを従来のガードル刻印からテーブルスタンプに変更しています。インスクリプションナンバーはデビアスグループの鉱山で倫理的に正当な手法で採掘されたダイヤモンド原石であることの証明であり、紛争に関係ないコンフリクトフリーのダイヤモンドであることの証明でもあります。
同時に原石の時に割り振られたこのナンバーが刻印されていることでダイヤモンドのトレザビリティーを証明できるのです。私たちはプロポースリングや婚約指輪はそのダイヤモンドの持つ採掘と加工の歴史や背景も美しい事が重要だと考えています。

CGL中央宝石研究所

デビアスグループともう一つBROOCH(ブローチ)では日本国内で最も信頼性の高い中央宝石研究所(CGL)の鑑定を採用しています。CGLは1970年に設立の国内ダイヤモンドの鑑定、各種宝石の鑑別では最大規模で運営されています。そしてダイヤモンドの鑑定数は世界最大級と最も多くのダイヤモンドを鑑定している機関なのです。
CGLのダイヤモンド鑑定は最新鋭機器の導入や新技術を取り入れることに積極的で国内ではCGLだけが導入している光学検査機器も多数保有しています。さらにはハートアンドキューピット評価を鑑定書に世界で初めて導入するなど革新的なサービスと先駆的な研究を行っていることでも有名です。
世界7大宝石ラボラトリーで組織されるLMHC(ラボ・マニュアル調整委員会)に日本で唯一加入している鑑定鑑別機関でもあります。

ハート&キューピッド中央宝石研究所独自のダイヤモンドの研磨の正確性を簡単に可視化したサービスです。1993年にアントワープブリリアントの専属研磨師であるフィリッペンス・ベルト氏の研磨チームによって発見された模様で以降世界中のダイヤモンド関係者の間でも高い研磨技術の証として認識されています。

最高グレードを贈ろうDカラーVVS1はブローチ新潟サプライズプロポーズのダイヤモンド ハート&キューピッドはベルト氏によって誕生開いたダイヤモンドの対称性を見る

中央宝石研究所ではハート&キューピッドのレポートをダイヤモンドの鑑定書につけるサービスも行っています。

ダイヤモンドの鑑定書(グレーディングレポート)はダイヤモンドを選ぶ際にとても重要な役割を果たします。ダイヤモンドに限らず宝石は本物なのかどうか?品質と価格は適正であるか?は判り難いため一定の判断の基準となる指標が必要なのです。
ダイヤモンドは、実際に宝石鑑定士の目視の他に、光学検査機や拡大顕微鏡などの専門の機械を使って測定されます。鑑定書にはダイヤモンドの4つの品質(重さ、色、透明度、形)の他にも寸法や蛍光性、外部特徴等が記載され、さらにポリッシュや対称性などの細部まで品質にかかわる標記がされます。
そしてそれを誰が鑑定したのか?鑑定士のサインを添えて研究所の名前で発行されます。

ダイヤモンドの裸石だけでプロポーズ

大切な人生の記念日に贈られるダイヤモンド、プロポースリングや婚約指輪は勿論の事、ダイヤモンドは何処までも美しく、その背景や係わる人たちの心までも美しく映し出すものだと私たちは考えています。