TEL.025-246-0007
営業時間 11:00 a.m. - 20:00 p.m.
新潟の婚約指輪・結婚指輪 > コラム > ダイヤモンドの魅力 > プリンセスカット(トリプルエクセレント)

プリンセスカット(トリプルエクセレント)

BROOCHのトリプルエクセレントのプリンセスカット世界初登場

THE PRINCESS

世界初でBROOCHに登場!!究極的な美しさを誇るトリプルエクセレントのプリンセス カット ダイヤモンド

この度ダイヤモンドの世界的な鉱山企業でもあるデビアスはプリンセスカットのカットグレード決定しました。BROOCHのマスターカッターでもあるフィリッペンス・ベルト氏は世界最大のプリンセスカットサプライヤーの要請によりエクセレント評価のプリンセスカットを仕上げる事になったのです。

今回デビアスによって発表されたのはプリンセスカットにカットグレードを設ける世界初の試みです。そしてその試みにフィリッペンス・ベルト氏が指名されてプリンセスカットのエクセレントを研磨するトップチームで取り組みました。

ベルト氏が取り組むのはトリプルエクセレントです。トリプルとはカットの総合評価、表面研磨、対称性の3項目が全て最高評価のダイヤモンドに与えられる名前です。

鑑定機関は日本国内初登場となる【デビアス・グループ・インダストリー・サービス(DeBeers Grope industry service)】ダイヤモンドのスペシャリストとして名高いデビアス鑑定によって保障されます。そして2019年10月新潟のブローチに世界で初めてのトリプルエクセレント評価を得たプリンセスカットダイヤモンドが登場しました。

‘world’s best princess cut’

プリンセスカットの仕上げにおいて大切なことは、研磨の正確性です。正方形にカットされた天然ダイヤモンドを左右上下対象に研磨仕上げするには非常に高い技術が要求されるからなのです。マスターカッターのフィリッペンス・ベルト氏はダイヤモンドを左右対称に磨き上げることにかけて彼の右に出る者はいないと言われる究極の研磨者です。もともと平面の多いプリンセスカットには多くの平面的なファセットが採用される為、原石の良し悪しはもちろん事、作業者のポリッシュ研磨技術がとても重要なのは言うまでも有りません!

ベルト氏はダイヤモンドから効率よくファイヤーを引き出す天才です。彼の手で研磨されたプリンセスカット ダイヤモンドは特別な美しさと世界最高のファイヤーを発揮するのです。
そして2019年より世界に先駆けて日本の花嫁のためにベルト氏が手掛けたトリプルエクセレントのプリンセスカットダイヤモンドが新潟のBROOCHに登場します。

プリンセスカットの展開図(デビアスによるトリプルエクセレント)

カットがダイヤモンドの美しさを決めるエクセレントは最高位

正確無比な研磨が”ファイヤー”を発揮させる

プリンセスカットの特徴として、大きくとられたテーブル部分で光を強く跳ね返すことと、独自に設定されたシェブロンファセットから反射するブリリアンスが石表面でファイヤーとなって表れる事です。ラウンドブリリアントカットにおいても輝きの中でファイヤーの重要性を一番に考えて研磨を施すフィリッペンス・ベルト氏にとってこれほど”取り組みがい”のあるダイヤモンドは無いのです。

プリンセスカットはエメラルドカットやステップカットなどの他の四角い形状のダイヤモンドと大きく異なりパビリオン部分にブリリアントカットを施している為、他の四角いダイヤモンドにはない特有のファイヤーを強く発揮します。プリンセスカットには正方形と長方形が在りますが、エンゲージメントダイヤモンドとして人気が高いのは正方形です。しかもトリプルエクセレントに求められる縦横比率は1:1.01以内とその誤差1%以内に設計されます。(通常高品質とされるプリンセスカットでも5%程度)上品なシンチレーションの中にダイヤモンドを最も美しく輝かせるファイヤーが強く発輝される事が特徴です。

ラウンドブリリアントと同じ58面で設計された現在のプリンセスカットは”カラット優先の厚い石”が多く、美しさと輝きが半減したものが多く出回っています。しかしトリプルエクセレントではクラウン角度とパビリオン角度が固定され圧倒的な美しさと輝きを実現したのです。

3段に固定されたシェブロンファセット

それまで2~4まで様々な段数でその原石に沿って仕上げる事が通常だったシェブロンファセットですがエクセレントカットの基準として3段が採用されました。特別に角度を指定して磨き上げた3段シェブロンファセットはラウンドブリリアントでは味わえないファイヤーを実現します。BROOCHでぜひその輝きをお確かめください。

改善されたプリンセスカットの注意点

90度の角度を持つプリンセスカットは四隅に非常にシャープな角を持っています。地上で最も硬度の高いダイヤモンドですが、このシャープに磨き上げられた 尖った部分に衝撃を受けると、簡単に欠けたり割れたりする可能性が在ります。それがプリンセスカットの唯一の弱点でした。しかし、今回新たに開発されたトリプルエクセレントのプリンセスカットでは四隅を僅かに面にならない程度磨き”鈍い角(Slightly blunt edges )”に仕上げます。これによりプリンセスカットの耐久性は向上し、日常使いでも より使いやすいダイヤモンドへと進化したのです。

以下にこれ迄に美しさを追及して発表されたプリンセスカットと今回のトリプルエクセレントの違いをパラメータで紹介します。

それ迄採用されていなかったクラウン角度を採用し、更に各パラメータはより狭い範囲で厳格に計算されています。特に縦横の比率は差異1%と、とても厳格な基準をクリアしたダイヤモンドだけがトリプルエクセレントとなるのです。

プリンセスカット誕生の歴史

プリンセスカットはイスラエル・イツコウィッツ(Israel・Itzkowitz)という天才ダイヤモンドデザイナー(マスターカッター)の手で開発されます。イツコウィッツは1954年生まれ現在も現役です(2019年)ダイヤモンド研磨一家に生まれた彼は14歳の時に初めてダイヤモンドを研磨しキャリアをスタートさせます。その後さまざまな偉業を成し遂げていくのです。

プリンセスカットと言う名前が最初に登場するのは1961年イギリス・ロンドンのダイヤモンドカッターアルパド・ネギー(Arpad Nagy)によってデザインされた “プロファイル(Profile)”カットがプリンセスカットの名称を使用した事によります。しかしこの時プリンセスカットはそれほど有名になるわけではありませんでした。それはヘンリーDモースによって開発されたブルーティングマシーンを使って改善されたステップカットの変形のひとつでしかなかったからです。技術的な問題で四角のダイヤモンドにはブリリアントカットを施す事が出来なかったのです。

プリンセスカットの開発者の1人、オーストラリア人でディアマンテールの元で修業しマスターカッターとなったヘンリー・グロスバード(Henry Grossbard)はラディアントカット(右図)を開発します。グロスバードが開発したラディアントカットは、それ迄ダイヤモンドデザインにおいて不可能だったステップカットクラウンにブリリアントカットパビリオンを組み合わせる世界で初めてのハイブリットカットでした。ハイブリットな組み合わせはプリンセスカット完成に不可欠な要素であったためイツコウィッツ達はラディアントカットに大きな刺激を受けたと言います。そして更なるダイヤモンドの研究を進めていきます。

イツコウィッツは彼の叔父でダイヤモンドカットの師匠でもあったマスターカッター”イガル・パールマン”(Ygal Perlman)とラディアントカットの開発者ヘンリー・グロスバードの協力を得て、光学的なあらゆる輝きの可能性を試しました。何ヶ月にも及ぶ光学的研究とさまざまな切断方法を用いた数え切れないほどの実験の後、イツコウィッツとパールマンは見事に真っ直ぐな角を持つ新しい正方形のカッティングプラン思い付きます。そして出来上がったカットをクァドリリオンカットと名付けました。

クァドリリオンカット(Quadrillion Cut)は49ファセットでシンプルに仕上げられた四角いダイヤモンドとして注目を集めます。

イツコウィッツは90%の角が隙間を残さずに石を隣同士に並べることを可能にし、ダイヤモンドを並べた場合に切れ目のない輝きの新しい外観を生み出すことに成功したのです。イツコウィッツはこのカットを使って様々なデザインを生み出していきます。彼の生み出したものの中で特にインビジブルセッティング(ミステリーセッティング)は世界的にも有名な発明と言えます。

イツコウィッツによって見いだされた新しい形のダイヤモンド、”クァドリリオンカット”ですが、これをイスラエルのダイヤモンド研磨工たちが真似て多くの四角形のダイヤモンドがこの後、市場に登場します。現在のプリンセスカットにはカラットサイズや原石の目に沿って設けられた2~4段のシェブロンファセットが存在します。イツコウィッツのクァドリリオンカットではそれらのシェブロンファセットの設定が在りませんでしたので、この時市場に出回った多くの四角のダイヤモンドはイツコウィッツのクァドリリオンカットとは若干異なる形だったのです。

人々はこの時、名不明のこのダイヤモンドに”プリンセス”という名前を与えました。シンチレーションとファイヤーに優れたクァドリリオンカット(プリンセスカット)の持つ”凛”とした輝きはプリンセスの様な気品を持ったカットだと多くの人の共感を呼び、クァドリリオンカット、別名プリンセスカットは瞬く間に市場に浸透していきます。

そして1979年イツコウィッツはクァドリリオンカットの進化版として正式にプリンセスカットを発表します。それが現在のプリンセスカットなのです。

しかし、ラウンドブリリアントに負けない輝きを求めて開発されたプリンセスカットですが、歩留まり優先で厚いクラウン設計の”歩留まり優先”の輝かないダイヤモンドが市場に数多く出荷されています。今回のトリプルエクセレントの試みによって、厚いカットや平坦なカット等ど一線を画すプリンセスカットの本来の美しさをお楽しみいただけます。

ブローチ新潟でぜひその輝きを御確認下さい。