TEL.025-246-0007
営業時間 11:00 a.m. - 19:30 p.m.
HOME > 水澤あゆみのコラム > 水澤あゆみスイス旅 No.02

水澤あゆみスイス旅 No.02

ドバイ空港から出発した飛行機も約6時間が経ち、チューリッヒ空港に着陸しようとしています。

飛行機の外を写したカメラのモニターで下を見ると、山と草原の中に少し建物がある素朴な風景(一見新潟と似ているような感じ!)でドバイとのギャップを感じました

そして無事にチューリッヒ空港に到着!
スイスでは時差の関係で時間が更に戻り、8月29日(月)14時頃、日本時間は8月29日(月)21時頃に到着した事になります。
羽田空港に日曜日の夜集合してから丸一日経ったけれど、まだ月曜日の昼ということです。長~い1日!

↑チューリッヒ空港の時計はOMEGA
ちなみにドバイ空港はROLEXでした。

チューリッヒ空港も広い事は広いけれど、ドバイに比べたら静かでゆったりとした雰囲気です。
入国審査とスーツケースのピックアップも終わり、空港の外へ行き人生初のスイスに降り立ちました♪
外に出るとすぐにタクシーのお迎えが来ていて、私達が乗る用だと思いきや荷物用(スーツケース)だとのこと。

チューリッヒ国際空港から私達はすぐにチューリッヒの中心部へ研修に行くため、スーツケースを先にホテルに運んでくれるタクシーだそうです。ありがたい待遇ですごいシステムだなー♪
そして見るもの全てが初めてのスイスにみんなでキョロキョロしながら、空港の建物のすぐ隣の電車の駅へ歩いて移動!

チューリッヒの中心部へ研修
スーツケースを先にホテルに運んでくれるタクシー

スイスの電車や券売機には「SSB、CCF、FFS」と謎のアルファベット表示がありました。

スイス連邦鉄道

これは「Schweizerische Bundesbahnen(スイス連邦鉄道)」の意味。スイス国鉄と呼ばれることもあります。
「SBB」とは↑のドイツ語を略して表記したものです。しかしスイスでは公用語が複数有り、ドイツ語の他にフランス語、イタリア語などが公用語として使われているため、フランス語では「CFF」、イタリア語では「FFS」と列車の車体にも「SBB CFF FFS」と、3つの略称が表示されているのです。

スイスの駅には改札

そしてスイスの駅には改札がありません。
改札がなかったら切符買わなくても乗れるじゃん!と思いますよね?
その通り、切符を買わずに簡単に乗れます。ただし、電車に乗ると係の方が切符を確認しにきます。そして万が一、切符を持っていなかったり、キセルをしているのがバレたら高額な罰金を請求されるのと、すぐに降ろされてしまうそうです。
取り締まり方も日本とは違いますね。

空港の駅から電車で約10分でチューリッヒ駅に到着

チューリッヒ駅に到着

チューリッヒの駅!立派な建物です!!

チューリッヒの駅

駅を出てチューリッヒの中心街を歩きました。

チューリッヒの中心街

中心街で人通りも多いのに、こんなに近くに路面電車が走っています。

2000年以上の歴史を持つ古都ですが、新しい空気を取り入れる柔軟性を持った街でもあります。
駅からすぐのメインストリートの「バーンホフ通り」には有名ブランドショップが多数ありました!日本の銀座通りみたいな感じです!

メインストリートのバーンホフ通りを歩き進み、チューリッヒの歴史を辿るチューリッヒ研修という名の観光?がスタートです!
少し歩くとヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチ氏(1746-1827)の銅像がありました。幼いころから「人の役に立つことを実践しなさい」と教育されて育ち実践した人物です。近代教育の父と言われている人物で、国のシンボルとしてスイス紙幣にまでなられた方です。

今回のチューリッヒ研修は、チューリッヒでFURRER-JACOTを取り扱うセレクトショップのオーナー、アンドレアさんの案内で進んでいきました。
オシャレで優しくて素敵な女性社長さん♪

オシャレで優しくて素敵な女性社長

まずは「フラウミュンスター教会(聖母聖堂)」へ

フラウミュンスター教会(聖母聖堂)

フラウミュンスターはルートヴィヒ2世により西暦853年に建立されました。
人々が大勢集まりやすいように大きな教会の前は広場になっています。

教会の前は広場

スイスのプロテスタント(新教徒)発祥の地です。聖書を重んじることを大切にし、教会もシンプルな造りをしています。
もともとは修道院だったそうです。

修道院

1970年には教会内にシャガールのステンドグラスが完成しました。
シャガールの作品は聖書や愛や結婚をテーマにしたものが多く「シャガールの青」はとても有名です!

残念ながら中の撮影禁止だったため写真は撮れませんでしたが、シャガールのステンドグラスと教会の神聖な空間は、とても神秘的で、しばらくステンドグラスの前から動けなくるような吸い込まれる感覚になりました!

そしてフラウンミュンスターの裏を流れるリマト川に架かるミュンスター橋を渡たり、対岸にあるグロスミュンスター(大聖堂)に向かいます!

スイス最大の教会で、まさに大聖堂という名にふさわしい大迫力!西暦800年頃に最初の建物が建てられ、プロテスタントの中心的な教会です。

↑これはスイスの宗教改革家「ツヴィンクリ」という人物の銅像
ここグロスミュンスターの司祭だった人物で聖書中心の説教をし、傭兵制度に反対したそうです。聖書と相対する武器を持っているのが印象的でした。

教会の中に入るとやはりここもシンプルな造りをしているプロテスタントの象徴的な教会。ヨーロッパの父と呼ばれた「カール大帝」の石像もありました。
教会には2つの塔が有りみんなで昇りました!階段内は1人ずつしか通れないとても狭い幅と急な石段で、高さは50メートル、260段くらいあります。
約24時間かけて移動してきた後の階段上りは、なかなかハードなものでした
でも塔の最上階に到着すると絶景が待って本当に上がって良かったーと思いました!!

フラウンミュンスター教会

先程行ったフラウンミュンスター教会!

↑違う方向には旧市街

↑こちらは高級住宅街と右側にはオペラハウスがあります。その奥はチューリッヒのシンボル「チューリッヒ湖」です。

脚がガクガクで体力をかなり消耗しましたが、チューリッヒの街を一望できるなんて!上って良かった~♪♪
グロスミュンスターを出てチューリッヒ湖の近くを歩きました!

美しい自然と街並みで目に写るもの全てが新鮮でした!
もう少しチューリッヒの街を歩いたらいよいよスイス初の食事の時間です