Desserts [Crème d’ange] クレームダンジュ
スイーツをもとにデザインされた、ひとつひとつお菓子の名前が付いているdessertsというブランドの『クレームダンジュ』をご紹介します。
フランスのアンジュ地方に伝わる郷土菓子がモチーフとなっています。
「ange」からとれるように、「天使のクリーム」とも呼ばれています。
これと言った決まった形はないのですが、大体のスタイルが、ガーゼで包まれたクリームチーズのお菓子です。
優しく包まれているイメージが、優しい愛でお2人を包み込むイメージでデザインされています。
Dessertsのリングはどれも程よいボリューム感で、丸みのあるフォルムに、側面から逆サイドへの彫がメンズ・レディースともに施されており、そのウェーブライン(S字ラインが)ガーゼで包まれた感じを表現しています。
レディースのデザインは、横から見てもダイヤモンドがよく見えるようにセッティングされており、どの角度から見ても、華やかで優しいラインのリングです。
メンズもシンプルすぎない部分マットのつや消し仕上げになっており、とてもおしゃれなリングです。
Dessertsのほかのデザイン同様、全てお菓子の名前が付いてますが、ネーミングに合わせて作っています。
レディースのリングに使用しているダイヤモンドは、全部で13石、トータル0.07ctです。
センターのダイヤモンドが一番大きく、そこから両端に向かって小さくなるグラデーションで、1番端のダイヤモンドのさらに先には、リングの素材と同じ素材のポッチが2つ付いています。
このことによって、着用した際に指の半分くらいまでダイヤモンドが入っているように見えて、180度立体感が出て、さらにスッキリと見えます。
ダイヤモンドのツメの部分も1石に対して4点で留めていますので、平面に埋め込んでいくダイヤモンドのデザインよりも、ひねりながらの留め方のほうがデリケートなんですが、引っかかりもなく、しっかりと留まっています。
手のひら側の厚みもメンズ・レディース共に2.0mm弱となっていて、握ったときの付け心地も、見た目のボリューム感よりも、気になりません。
Dessertsデビュー当初より人気no1のリングで、デザインで1番こだわったポイントは、ダイヤモンドの角度と、リングの太さだそうです。
リングの太さとひねりのバランスもこだわりポイントです。
2011.6 カニイ チエ