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何よりも深い愛情のダイヤモンドでプロポーズを(SuperDeepDiamond)

スーパーディープ超深度起源ダイヤモンド

ダイヤモンドの輝きは数値化できない
「深い愛情」や「固い決意」という言葉を聞いたことが有りますか?愛情と決意をこめて男性から女性へ贈られるプロポーズリングダイヤモンド。ダイヤモンドの輝きに込めるのは”想い”や”夢”そしてこれからも共に歩もうという”決意”でしょうか?人それぞれ宝石に託す思いには違いが有るかもしれません。

想いや愛はなぜか”深さ”や”固さ”でその強弱が表現されています。実はそんな思いを託す宝石ダイヤモンドについての新しい研究結果が発表されています。
宝石用ダイヤモンドの国際的な評価基準4Cを決めているアメリカのGIAではそれ迄に考られていた場所よりもよりもずっとずっと深い地点で結晶したであろう硬いダイヤモンドが有る事を発表したのです。

ダイヤモンドは現在までの宝石学(地層学)では地底150キロから200キロで結晶していると考えられていました。それは今までダイヤモンドの中から見つかった内包物(ダイヤモンド内部に含まれる不純物)がそれぞれ地底150-200キロ地点に有ると推測される物だけだったからなのです。そもそもダイヤモンドの中には最大で24種類の内包物が入るとされていました。逆説的にそれ以外の物質はダイヤモンドの中に内包され得ません。
ブライダル用のダイヤモンド内部に入っている内包物の代表と言えばガーネット、スピネル、オリビン、そしてダイヤモンドです。これらの鉱物は地下200キロまでにある筈の鉱物である事から、ダイヤモンドの結晶が成長する際に内包物として内部に取り込んで地上まで運ばれたと考えられていたのです。

しかし2016年、GIAのエヴァン・スミス博士たちの研究チームは窒素をほとんど含まないタイプⅡのダイヤモンド内部からそれ迄見つかった事ない鉱物を含む様々な発見をします。そして、それらの内包物の特性からダイヤモンドの結晶深度を地底660キロ付近あるいはそれ以上である可能性が有ると定義したのです。

新しいダイヤモンドGIAの考察

そして200キロ以上の深度で結晶した超深度起源のダイヤモンドをCLIPPERダイヤモンド(クリッパー)と定義しました。※CLIPPERダイヤモンドにはもう少し細かな定義が有りますが此処では割愛します。
200キロよりも結晶深度の深いダイヤモンドでは窒素含有率が劇的に低下して出現タイプはⅡ型が多くなり、しかも200キロ地点とは異なる内包物が多く内包している事も判ってきました。
(超深度起源ダイヤモンドの研究では判り易くタイプⅡを使いますが、タイプ1の中にも超深度起源ダイヤモンドは含まれています。)
ダイヤモンドも温度と圧力が高い状態で結晶しているとダイヤモンドですが、これが解けてしまった場合には石墨になってしまう事は有名ですよね。
水蒸気、水と氷の様に本来の内包物でもあるスピネルやガーネット、オリビンなども変異してしまいます。そして何より超深度起源のダイヤモンド内部には純粋な鉄が内包されて居る事も在ります。地球の深部は鉄で出来ていて重力の正体は一種の鉄の作用なのでは無いか?とする説が有ります。
また超深度起源ダイヤモンドの内部からはそれ迄自然界で確認されていなかった新素材、鉄で出来た金属内包物も発見されています。

スーパーダイヤモンドの誕生は有るのか?

一部科学者の間では通常の結晶深度のダイヤモンドと超深度起源ダイヤモンドを区別すべきで、同じ鉱物として扱うべきではないという意見もあります。ダイヤモンドはもともと窒素の含有量の違いによってⅠ型とⅡ型に分類されており、更にそれぞれ結晶構造によってAとBに区別、合計4種類のダイヤモンドタイプが存在します。この内タイプⅡに関してはそもそも違う鉱物として区別すべきで有るという意見が有るのです。しかし、現在のルールでは超深度起源ダイヤモンド、CLIPPERダイヤモンドだからと言って(Ⅰ型Ⅱ型)高値で取引されるという事では在りません。

超深度起源ダイヤモンドの結晶
元々業界内にはダイヤモンドは個体毎に大きな違いがある事は知られていました。しかし、それを4Cという評価基準を使って値決めしていた事から、違うと判っていても同じ尺度で評価するしかなかったのです。
私たちダイヤモンドディーラーですら決まりが有ってダイヤモンドは固体1つづつでパッケージして互いが干渉しない様に持ち運ぶ事と新人の時に習います。
これは高硬度のダイヤモンド同士がぶつかり合うとどちらか一方がダイヤモンドに傷を付けてしまうとが原因なのです。実はダイヤモンドの個体には硬さの違いが有り、それが原因でこうした事が起こります。
結晶した地点が深ければ深いほどダイヤモンドの結晶は硬く結晶しているというのは誰にでも想像に難しくないと思います。
より高い圧力で締め付けられ、より高い温度で熱せれられたダイヤモンド。それが超深度起源ダイヤモンドなのです。そして超深度起源ダイヤモンドの産地が最新の研究によって明らかになって生きています。

BROOCHのプロポーズ用ダイヤモンド

もし同じような価格で超深度起源ダイヤモンドと通常のダイヤモンドが販売されて居たらどちらが人気となるのでしょうか?ダイヤモンドの美しさは其の硬さから発揮されます。
そしてそれは研磨者達の腕で引き出されます。より美しいダイヤモンドをお届けする事を考えると一流の腕前の研磨者にダイヤモンド研磨を依頼する事は勿論のことですが、その原石にもこだわるべきだと考え超深度起源ダイヤモンドの出現する産地のダイヤモンドに拘っていこうということに成ったのです。
私たち宝石屋は想いを込めた宝石を一つ一つ手渡しする職業です。私たちは自分たちの販売するダイヤモンドの美しさは勿論の事、原産地や研磨者等ダイヤモンドに係わる事全てに責任を持っています。

深い思いと固い決意を込めてプロポーズするそのダイヤモンドは他の普通のダイヤモンドより地球深部のさらに深い場所で結晶し、高い圧力と温度の影響で普通よりも結晶の結びつきが強く硬い、、、そしてそれを当代一の研磨技術を持つ職人の手で引き出す。世界最高の美しさを持つダイヤモンドこそプロポーズにピッタリのダイヤモンドなのでは無いか?と考えたのです。

スーパーディープダイヤモンド出現地

繰り返しになりますが、私たちはダイヤモンドの硬さは結晶深度の違いで生まれると考えています。
他のコラムでも書いているように研磨担当のフィリッペンス・ベルト氏は「このダイヤモンドは硬いなぁ、、、」や「このダイヤモンドは簡単に研磨できる」等、ダイヤモンドの個体固体で研磨時間が大幅に変化する事や、実際に研磨している場合にダイヤモンドのへき開方向研摩(最も柔らかい方向)であっても手先に伝わる硬さがそれぞれ異なる事を指摘していました。
いくつもいくつも研磨していく中で硬い原石からは美しいダイヤモンドが仕上がる事も指摘していたのです。

世界最高のダイヤモンド研磨者が磨き上げるダイヤモンド

超深度起源ダイヤモンドの産地ボツワナ

そこでBROOCHではより結晶深度の深いスーパーディープダイヤモンドの出現地に絞ってダイヤモンドの調達をしようと考えました。選んだ産地はボツワナです。ボツワナは上写真でもスーパーディープダイヤモンドの出現地として南アフリカと同じソリスフェアとクラトン上に有り伝説的な巨石を多く産出している良質なダイヤモンド出現エリアです。
ボツワナのダイヤモンド鉱山ジュワネングは現地の言葉で「光の王子」と呼ばれている良質ダイヤモンドの産地として知られています。そしてそこは同時に結晶深度の深いダイヤモンドの産地でもあるのです。
ボツワナ産の最高級ダイヤモンドの産地ジュワネング鉱山
しかも2ct以下のダイヤモンドでは原石品質が世界最高で最も美しく硬いダイヤモンドを産出する事で知られてるのです。(10ctを超えると隣国レソトが圧倒的な品質のダイヤモンドを産出しています※GIAの研究チームはタイプⅡのダイヤモンドをレソトで調達しています。)ボツワナを含む南アフリカエリアは元々美しいダイヤモンドを産出する事で有名でダイヤモンド業界内に「美しいものはアフリカから」という格言が有るほどです。

使用する原石は鉱山を運営するデビアスグループの統計情上位0.96%まで選定された超高品質(超硬品質)ダイヤモンド原石だけです。
超深度起源ダイヤモンド、まだまだ謎に包まれている部分も多いのですが、その美しさは格別です。そしてこれこそプロポーズの想いを込めるダイヤモンドに相応しい品質のダイヤモンドであると私たちは考えています。