ある女性が運命の指輪に出会うストーリーです。前回記事【
あれから(指輪を注文してから)約1ヶ月半…。彼のところに【
受け取り当日、また少しオシャレをして店舗へ。店内に入ると「
俄(にわか)こだわりのリングケース
席に着いてしばらくするとまずは婚約指輪(エンゲージリング)が
紫と白の色に こめられた想い
「紫」は、美しい自然からつくられる歴史のある色です。古来、日本では草の根、西洋では貝殻からつくられた紫は、つくるのが難しい希少な色でした。そのため世界広く、高貴で豊かな、美しい色として好まれました。
また日本では、紫という言葉に「縁」という意味をこめることがあります。紫色の染料としてその根が使われた紫草(むらさき)は、日本の和歌の中で、「縁」の象徴として歌われています。NIWAKAの紫は、自然や伝統から美を見出し深く追求する姿勢と、「人と人を繋ぐジュエリーであるように」という想いをあらわしているそうです。
同様に「白」は世界広く、何にも染まっていない純粋さをあらわす色であり、神聖さや光をイメージする色でもあります。日本でも清らかさや無垢さをあらわす色としてとくに大切にされ、その色に浄化の意味を見出してきました。白に託された日本人の美意識は、今も生活の中に息づいている。日本で大切にされている白をNIWAKAはもう一つのブランドカラーとして選び、紫と白のケースなのだそうです。
「ご主人様、
「はいっ!」
彼は緊張気味に箱を手に取り、私に箱をパカッとしてくれました。
「キレイすぎる…ありがとう」私が言うと
「どういたしまして」
そのまま指輪を私の薬指にはめてくれました。
「奥様、左の薬指は”約束・誓い”の意味があるのです。
眺めていると、次に結婚指輪(マリッジリング)が登場しました。
お店を後にして彼が改めて私に箱をパカッとして
「僕と結婚して下さい!幸せにします!」
改めてプロポーズをしてくれました。バラの花束ももらい、
結婚して1年。俄(にわか)の初桜を見る度に、
運命の指輪、人に私は出会えたんだな。そう思うのでした。
完
素敵なストーリーでしたね。
ご結婚、おめでとうございます!