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ガーネットってどんな石ですか?よく聞くんですが、有名な石でしょうか?

こんにちは、ご質問ありがとうございます!えっと・・・・???「ガーネットってどんな石ですか?よく聞くんですが、有名な石でしょうか?」ほうほう、ガーネットは1月の誕生石で、深い紅色が鮮やかなとても美しい石で、よく名前を聞くかもしれませんね!
ではガーネットの魅力について迫っていきましょう!採掘されるときに赤い柘榴の実が集まっているような姿をしていることから、日本では「柘榴石(ざくろいし)」という名称で親しまれているガーネット。
(ザクロはあの種が粒粒した赤い植物ですね!)
本来は、ラテン語で種子の意味をもつ「granatum(グラナートゥム)」が名前の由来となっています。
ガーネットというと赤い色が思い浮かびますが、
実は40種類以上もの色があるといわれ、青以外のあらゆる色の、さまざまな種類のガーネットがあります。まずグリーン系ガーネット

グロッシュラーガーネット(ツァボライト)

一般的にグリーンガーネットといえば、グロッシュラーガーネットを指すことが多いです。最高級の青みのあるグリーンは他に似た色の宝石がないこともあり、とても人気があります。

デマントイドガーネット

ガーネットのなかでも、最も高価といわれるのが「デマントイドガーネット」。ロシア産のものは特に高額となり、深いグリーンとホーステールと呼ばれる内包物が特徴です。ナミビア産はロシア産に比べると色が薄くなりますが、その分、「デマントイドガーネット」の特徴であるダイヤモンドをしのぐほどのファイア(輝き)が強く、かなりギラギラと輝きます。

マリガーネット

マリ共和国でのみ産出されるといわれる「マリガーネット」はグリーンとイエローの間のような色合いの蛍光色が特徴。「マリガーネット」もダイヤモンドのような煌きのあるガーネットで、産出量が少ないため、最も希少なガーネットといわれることもあります。つづいてオレンジ系ガーネット

スペサルティンガーネット

「スペサルティンガーネット」はオレンジ色のガーネットです。そのなかで、オレンジの強いものは「マンダリンガーネット」と呼ばれています。

ヘソナイトガーネット

「スペサルティンガーネット」に比べ、少し暗い色のものは「ヘソナイトガーネット」。こちらは、ジュエリーよりもパワーストーンとして見かけることの方が多い宝石です。そしてよく見る赤系のガーネット

アルマンディンガーネット

最もポピュラーな赤いガーネットが「アルマンディンガーネット」。深みのある赤い色が特徴です。

ロードライトガーネット

1月の誕生石ガーネットは宝石グループの名前「アルマンディンガーネット」の次によく見かけるのが、「ロードライトガーネット」と呼ばれるピンクがかった色のガーネットです。どちらも、それほど高価な宝石ではないため、シルバーアクセサリーに使われることもあります。
「ロードライトガーネット」と「ローゼライトガーネット」は似ている名前ですが違う石です。ピンク色のグロッシュラーガーネットのことを「ローゼライトガーネット」と呼びます。

ウンバライトガーネット

「ウンバライトガーネット」は、ピンクやブラウン、紫といった印象の濃い色合いのガーネットです。ウンバ鉱山で発掘されるため、この名が付けられました。似た名前がでてきて混乱してしまいますね(笑)
続いてはちょっと特殊なガーネット

レインボーガーネット

あまり宝石として扱われることはありませんが、「レインボーガーネット」という、虹色の一見金属のような輝きをもつガーネットもあります。メキシコと日本の奈良県で発掘されていて、ほとんどが四角い結晶の形で流通しています。因みに奈良の山中で発見されたのは2002年頃と最近でした、しかしそのニュースが出るや否や

カラーチェンジガーネット

チェンジカラータイプのガーネットは希少宝石
ガーネットには、アレキサンドライトのような特徴をもつ「カラーチェンジガーネット」というものもあります。蛍光灯下ではグリーン、白熱灯下ではレッドに色が変化するのが特徴です。アレキサンドライトに比べると大粒のものが多い傾向にあります。

ミントガーネット

ブラックライトを当てるとピンクやオレンジに発光する「ミントガーネット」は、爽やかなペパーミント色のガーネットです。メレラニ丘陵で発見されたため、「メレラニ・ミントガーネット」と呼ばれることもあります。

ガーネットにはたくさんの種類がある古都が分かりましたね!!
レインボーガーネット凄くステキですけど、日本で発掘されていたのか!!!!か親しみが湧きました(笑)
ガーネットの石言葉は 貞操、真実、友愛、忠実、変わらない愛情や変わらない友情、忠実さなど多くの意味を持つ宝石です。意味合いとしてはどうでしょう??

一途な愛の象徴

ガーネットには忠実な愛の意味が込められています。中世ヨーロッパでは戦いに赴く兵士が妻にガーネットを贈り、変わらない愛を確認したそうです。
ガーネットは愛の継続をサポートするだけでなく、恋人の浮気を防ぐ効果も。一途で永遠に続く愛を育むパワーがあるので、「忠実な愛」を意味する宝石言葉があるのです。

変わらない友情

欧米では卒業の時、これからも友達であることを意味してガーネットのリングを贈る風習があります。ガーネットに「友愛」の意味が込められていることから生まれた文化ですね。
人生に忠実であってほしい欧米の風習では、親が子供に初めて贈る宝石は「ガーネット」です。「人生に忠実であれ」という意味の思いが込められています。
生命力を高める。中世ヨーロッパの時代より、ガーネットの赤は血液の象徴とされていました。戦地へ赴く兵士が、ケガをせず生還できるためのお守りとしてガーネットを持っていたそうです。
ガーネットは血液に深いかかわりを持っていて、血の循環を良くする効果があるとされています。血液の循環は生命力を高め、心と身体を安定させるため、前向きで生き生きとさせる効果と意味がある
ガーネットは本当に石の鮮やかな見た目だけではなく、(あの赤く深い色合いが何とも威力的ではあるのですが)意味合いもすごくステキな石なので、興味を持っていただけたなら嬉しいです!!!
最後に!
市場に出回るほとんどの宝石は何らかの処理が施されています。
傷を目立たなくすることを目的とし、オイルや樹脂に浸した処理の含浸処理や、鮮やかな色を発色させる加熱処理などです。しかしガーネットは採掘された時から美しい色味と傷の少ない宝石ですので、人工的な処理を施す必要がありません。
人工的な処理は研磨のみで、まさに天然の宝石であると言えるのはガーネットでしょう。
研磨以外の処理を施していないことから、長期間美しい状態を保つことが出来るので、ガーネットの美しさをより長く楽しむことが出来ます。ご質問ありがとうございました!
詳細をCGL中央宝石のサイトでもご確認ください。

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