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FURRER-JACOTフラージャコーの鍛造マリッジリングでふたりの絆を固く結んで

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こんにちは!BROOCHの小林です。

我が家の息子(4)は、変なこだわりがあります。その一つが、「炊飯器のスイッチを自分で切りたがる」ことです。

炊飯器の中のごはんが無くなると、息子に「お~い!スイッチ切ってください!」と声をかけると、遠くにいても遊びの途中でも駆けつけてやってきます。

ただ、【切る】というボタンを押すと、「ぴーっ」という音がして保温が切れるだけという単調な仕事なのですが、彼はこの仕事に執念を燃やしているので、大人の感性では理解できない「何か」をそこに見出しているのだろうと、あえて邪魔はせず、彼がいるときにちょうど炊飯器が空になった時はその仕事を遂行させていました。

ただ、今朝、寝起きの息子がいつも以上にだらだらとソファに横になっていて、機嫌もあまりよくないようすでした。朝食のご飯を盛り終えるとちょうど空になったのですが、まあ呼ばなくていいか、と思い【切る】ボタンをおしたところ、「ぴーっ」といつものように鳴ったその音を聞きつけて、息子がガバっと身を起こしました!

そして、私をにらみつけると、ソファから飛び降り、私を押しのけて炊飯器の前に立ち、保温のボタンを押し直した上でもう一度【切る】ボタンを押しました・・・。

「耳がいいんだねー・・・」と息子に声をかけると、息子は、私を一瞥し、フンっと言わんばかりに悠然とソファに戻って横になっていました。

いったい、この作業の中のどこにそこまでの意義を見出してるの?!?!と、少し悲しく思った朝でした。

 

さて、本日ご紹介するリングは、スイスの老舗ブランド、150年以上続く「伝統」「信頼」「柔軟な感性」をポリシーに掲げてきた【FURRER-JACOT(フラージャコー)】です!!

かっこいいフラージャコー

『HISTORY』 FURRER-JACOTの歴史

1858年、ひとりのゴールドスミス(貴金属細工師)が、ジュネーブで宝飾店を開きました。店主の名は、ジャン・ジャック・アルベンツ。

その後しばらくして、彼は、ライン河に臨むスイスのシャフハウゼンにアトリエを備えた小さな宝飾店を構えます。世界最高の手工芸技術を誇るフラー・ジャコーの歴史が幕を開けた瞬間です。

彼がシャフハウゼンを選んだのは、この地が中世以来“宝飾の街”として金属工芸が盛んであり、同時に有能なクラフトマンを見つけやすいという稀有な環境を見極めたからでした。彼の優れた先見性、独自の創造性、そして高い技術力は名声を築き、アルベンツの宝飾店は、開店後わずか1年にして10人もの職人を抱えるまでに成長しました。

アルベンツ一族が真摯に打ち込み、成長させた宝飾事業は、アルベンツの美学と確かなクオリティと共に一族の古い友人であるフリッツ・フラーに引き継がれたのです。1943年フラーはやがてルシェンヌ・ジャコーと結婚。世界的に知られる高級宝飾店「フラー・ジャコー」という現在のブランド名を誕生させました。創業から数えて一世紀半越の歴史を持ち、ジュエリーへの情熱とそのこだわりは今なお継承されています。

かっこよくておしゃれなフラージャコー

FURRER-JACOT

結婚指輪(マリッジリング)

Chocolate (チョコレート)

Chocolate(チョコレート)
Wedding band(ウエディングバンド)
スイスでポピュラーなお菓子“チョコレート”をモチーフにデザインされた結婚指輪。
板チョコのようなアームが遊び心を感じさせるフラー・ジャコーならではのデザイン。
シンプルなため、重ねづけしやすくコーディネートを楽しめます。
■ 84241
ダイヤモンド 0.030ct
Pt950 : ¥220,000 , 18KG : ¥168,000 , Pd950 : ¥149,000
width : 2.5mm

*上記価格は#11の場合
*サイズによってダイヤモンドの数と価格が異なります

■ 29240
Pt950 : ¥189,000 , 18KG : ¥132,000 , Pd950 : ¥112,000
width : 3.0mm

※お好みに合わせて、ダイヤモンドを1面~6面(全周)の中からお選びいただけます。詳しくはお問い合わせください
※価格は全て本体価格

 

チョコレートがモチーフとなっているなんて、ユニークでおしゃれですよね!!

そして、厳選されたきれいなダイヤモンドがシャープですっきりとしたストレートのリングにセッティングされ、洗練された美しさを感じます!

男性にも人気が高い3.0mm幅のシンプルなデザイン。そして、FURRER-JACOT(フラージャコー)ならではの滑らかな着け心地は、きっとこだわりの強い男性にも気に入っていただけます。

お作りする素材も5種類からお選びいただけます。

プラチナ950、K18ホワイトゴールド、K18イエローゴールド、K18ピンクゴールド、パラジウム950です。

プラチナとパラジウムは同じような白色ですが、ホワイトゴールドは、画像一番左手の、グレイッシュな白となります。ホワイトゴールドで作られたフラー・ジャコーのリングは、ロジウムメッキをかけて白く見せることを敢えてせず、本来のホワイトゴールドがもつグレイッシュな色合いを活かしています。そのため、ロジウムメッキのかかったホワイトゴールドのような剥離による変色の心配はありませんので、ご安心ください!

イエローゴールドはクールでかっこいい印象に、ピンクゴールドは肌なじみがよく優しい印象になります。

 

ここで、もう少しFURRER-JACOT(フラージャコー)についてご紹介したいことがございます!

 

フラー・ジャコーのクォリティを支える「ゴールドスミス」

ヨーロッパにおいて、貴金属を扱う職人は、扱う金属によって「シルバースミス」や「ゴールドスミス」などと呼ばれ方が異なります。「シルバースミス(銀細工職人)」は、主に銀食器やフォークなど、シルバーの加工を専門に行い、「ゴールドスミス(金細工職人)」は、金細工やジュエリーの制作など、金や貴金属を専門に扱います。

ゴールドスミスは、中世の昔、ギルドと呼ばれる同業者組合で親方から弟子への技術の伝承を行っていましたが、現在のスイスにおける伝統の技術は国家試験と企業のアトリエで守られています。4年におよぶ学校での訓練を授業と実践、企業でのインターンシップを経た後に国家試験が行われます。この試験に合格した者だけが「ゴールドスミス」という称号を与えられ、企業のファクトリーに所属するベテランのゴールドスミスの元で技術を磨くことが許されます。
フラー・ジャコーのアトリエには数十年にわたり技術を磨いてきたゴールドスミスがおり、製品の製造に携わるだけでなく、かけがえのない職人の技を後世に残すこともブランドの使命と考え、若いゴールドスミスの育成にも力を注いでいます。

フラー・ジャコーの結婚指輪の製造方法について

フラー・ジャコーでは、末永く結婚指輪をお使いただくため、「鍛造(たんぞう)」という製造方法によって作られた金属素材を採用しています。
一般的なアクセサリーは、主に鋳造(ちゅうぞう)という製法によって作られていますが、これは型に溶かした金属を流し込む作り方で、主に繊細なデザインを得意とし、一度に多くの生産が可能なためアクセサリーなどに多く用いられています。一方、鍛造製法は金属素材を何度も高圧で圧縮・練り込みを行うことで、金属の強度を高める製法です。フラー・ジャコーでは、この高い密度の金属素材を打ち出し、つなぎ目がなく一体となった強いリングとなる作り方(ワッシャー製法)を採用しています。鍛造製法に関しては、製造工程が多いため大量生産には不向きですが、フラー・ジャコーでは、長い時間をともに過ごすという結婚指輪の特性を鑑み、すべての結婚指輪で鍛造製法を採用しています。

 

このように、技術の高いゴールドスミスによって作られる鍛造製法のマリッジリング。そして、洗練されたデザイン。いろいろな点において魅力たっぷりなリングを、ぜひ手に取ってお確かめください!

BROOCH店頭にてお待ちしております。